近頃肌の調子が悪い・・・今までと同じようにスキンケアしているのに
肌の不調を感じたら、洗顔を見直すタイミングです!
季節の変わり目やホルモンの変化、ストレスがかかったり、食べ物が合わなかったりと、
様々な理由で肌の調子は変化していきます。できるだけその変化を食い止めるために
洗顔を石鹸に変えてみてはいかがでしょう。なぜ石鹸洗顔なのか、肌の構造から徹底的に解説していきます。是非、参考にしてください!
なぜ洗顔石鹸なのか
健康な肌は弱酸性を保っています。一見、同じ弱酸性洗顔フォームで洗顔することが良いような気がしますが、弱酸性の洗顔フォームには合成界面活性剤が含まれているため、肌のバリアが壊れてしまい肌荒れに繋がることがあります。その点、洗顔石鹸は弱アルカリ性で天然界面活性剤が含まれ、健康な美肌に必要な成分は守り、古い角質や皮脂汚れは落してくれるという働きがあります。ターンオーバーがスムーズに行われ、健康な肌を保つために石鹸洗顔はスキンケアに欠かせないものなのです。
お肌の構造
使用する洗顔料によって肌の調子が良かったり、つっぱったりと変わることがあります。
一体何がおきているのでしょう?
下記の図のように肌は大きく分けて表皮、真皮、皮下細胞の3つの層から構成されています。
肌の汚れを落とす洗顔は毎日のスキンケアに欠かせません。1日を過ごした肌には化粧品やほこり、余分な皮脂、アカなどで汚れています。落さずに放置すると肌トラブルの原因に。
油性の化粧品と余分な皮脂は、洗顔料を使って落とす必要がありますが、ほこりや汗、アカは水洗いでも落とせる汚れです。洗顔料を使って洗顔したとき、ゴシゴシこすったり肌に合わない洗顔料を使用すると皮脂を落しすぎ、バリア機能が壊れ、乾燥肌の原因になります。
肌が乾燥するのは①皮脂膜(皮膚表面のうるおいを保つ)、②ケラチン、NMF(角質細胞の中でうるおいを保つ)、③細胞間脂質(過剰な水分の蒸発を抑える)が減少し、角質層の水分が不足するからです。加齢や体質、気候が要因で減少することもあるのでていねいにスキンケアすることが大切になります。
洗顔石鹸メリット
天然の界面活性剤が主成分で油分が多すぎず余分な成分も含まれていないものが多くあります。お肌に必要な成分は残し、余分な油脂を落とす力が強いので、さっぱりと洗え、その後のスキンケアの妨げになりません。合成界面活性剤が含まれた洗顔料は、洗顔後にしっとりしますが、油分が肌に残っているため、その後の化粧水や乳液が浸透しにくくなります。余計な油分はしっかり落とし、その後のスキンケアでぐんぐん水分を吸収させてキメの整ったお肌を目指しましょう。
洗顔石鹸デメリット
顔を濡らし、泡を立てるのに時間がかかると肌が乾燥してしまうことがあります。泡立てネットを使用し、短時間で泡を立てるコツをつかみましょう。
泡が足りずにゴシゴシこすると肌の表面を傷つけて肌荒れしたり、そこからシミになることもあります。顔で泡立てることはせず、しっかり手で泡立ててからお肌になじませるようていねいな洗顔を心がけることが大切です。
肌タイプ別おすすめ石鹼
ご自身の肌に合った種類を選ぶことも大切です。そこで肌タイプ別おススメ洗顔石けんをご紹介します。
■オイリー肌・・・カウブランド(赤箱)しっとり
天然由来のうるおい成分「スクワラン」や新鮮な牛乳から作られたお肌を保護する成分「ミルク成分(乳脂)」を配合した「カウブランド 赤箱」は、泡立ちも泡切れも優秀。ゆたかでクリーミィな泡でしっとりすっきり洗い上げることができます。牛乳石鹸は、必要以上に油分が入っていないシンプルな造りになっているので、オイリー肌にぴったりです。スーパーやドラッグストア、オンラインで購入できます。参考価格:8個入りで880円(税込)
https://cow-soap-online.jp/shop/g/gG0130080/
■オイリードライ肌・・・NOV A アクネソープ
お肌に必要なうるおいをまもりながら、皮脂や汚れをすっきり落とす肌用石けん。
グリチルリチン酸2K、オウバクエキスを配合で肌荒れを緩和。洗いあがりはさっぱりしながらも適度なうるおいを保ちます。ドラッグストアやオンラインで購入できます。価格:標準重量 70g 880円(税込)医薬部外品
https://noevirgroup.jp/nov/g/g57201/?srsltid=AfmBOopLwK2u3st1sB5tPreHO2oORROv-SiqGk79wW5jCWLDYn8qLFhA
■ノーマル肌・・・雪肌精 エッセンスソープ
和漢植物エキスが溶け込んだふんわりやさしい泡で、透明感あふれる肌に導く和漢美容石けん。毛穴や皮脂が気になる肌も、さっぱりつるつるに洗いあげます。メラニンを含んだ古い角質や毛穴の皮脂よごれ 、ざらつきまですっきり落とし、キメ細かくなめらかな肌に導きます。和漢植物エキスを贅沢に配合し、洗顔後も肌のつっぱり感がありません。長期間熟成し、約 80日間をかけてつくりあげるこだわりの製法。美容成分や保湿成分をたっぷり配合できる、枠練りタイプの石けんです。ドラッグストアやオンラインで購入できます。価格:120g 1,540円(税込)
https://sekkisei.jp/site/blue/g/gMTBD/
■乾燥肌・・・IPSA クレンジング マリンケイク
キメの一つひとつをきれいにみがき上げ、つやのある肌に洗い上げる、海の恵みを含んだ洗顔石けん。うるおいを守りながら皮脂や毛穴の汚れをしっかり取り除きます。濃密な豊かな泡立ちで、すっきりつるつるに洗い上げます。
デパートの化粧品売り場やオンラインで購入できます。価格:2,970円(税込)
https://www.ipsa.co.jp/sp/mc2204.html?srsltid=AfmBOoqpP1iFH0SqnbT9rlK1hm8AZ_uLu4vZpuOnNLI1BmKPU3lDcQSl
肌にやさしいスキンケアをしよう!
美肌にはスキンケアだけでなく、肌にいい食事をとったり、睡眠を大事にしたり「きれいにつながる秘訣」がたくさんあります。まずは洗顔石鹸を行い、肌の刺激になることを予防して肌にやさしい環境を整えていきましょう!
まとめ
・洗顔石鹸を使用することで肌に必要な成分は残し、余分な油脂汚れを取り除くことができる
・肌の表皮のバリア機能が壊れ、水分不足になりつっぱったりするのでこすらずていねいに洗う
・洗顔石鹸をしよするときは手でしっかり泡立ててから使用する
今回は、洗顔石鹸が肌にどのように働きかけ、どう使用するのが効果的なのかまとめてみました。
ただ優しいだけでなく、汚れはしっかり取り除いてくれる洗顔石鹸。正しい洗顔方法を行えば、その後のスキンケアで必要な成分をしっかりお肌に吸収することができ、美肌に繋がります。
洗顔石鹸はいろいろな種類があります。ご自身のお肌のタイプに合わせて、
「肌タイプ別おすすめ石鹸」を参考に、ぜひお試しください!
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